死別や離婚で父親がおらず母親と子供で暮らしている世帯をシングルマザーといいます。
現在、シングルマザーは120万世帯以上あると言われ、近年増加傾向にあります。
中でも20~30代が占める割合が高いとされています。

このシングルマザーが増える一番の原因としてあげられるのが離婚の増加です。
離婚をしたい場合、子供は父親ではなく母親が引き取る場合が多いのです。
約8割は母親が引き取るとも言われています。

シングルマザーになった場合の問題点としてあげられるのが生活費です。

父子家庭とは異なり、満足な収入を得られない場合が多くなります。

そのため生活費を捻出するのが難しいと言われます。

この問題を解決するために、生活保護や児童扶養手当という形で行政が援助をしてくれます。

経済力の差から父子家庭に比べ、シングルマザーの方が支給される援助金も多くなります。

シングルマザーの場合は仕事も正社員よりもパートで働く人が多く、年収も父子家庭に比べるとかなりの差がでてきます。

正社員で仕事に就きたくても、なかなか雇ってくれる所が見つからないという問題もあります。

他にもシングルマザーは持ち家を持っている人が少なく、賃貸をする必要がでてきます。

収入が少ないのに、出費もしいられるという状況になっています。

子供の教育に支障がでないように行政がある程度はサポートしてくれますが、やはり生活が厳しいという現状にはあまり変わりがないようです。
今後もシングルマザーはもちろん父子家庭も増えてくるとされています。